GPSで誤差が生じる理由が知りたい方への情報

ポイントGPSで誤差が生じる理由は3つある

GPSの位置情報はどうしても誤差を生じてしまう場合があります。GPSは上空に滞在している30近くのの衛星のうち4つを受信しなくてはいけません。それをさえぎられると、ハンディGPSやカーナビ、携帯電話などでGPSの位置情報を確認しているときに大きく位置がズレたりして誤差が生じることがありますので、GPSを過信せず「違う」と感じたら周囲の状況をよく確認して行動することが大切です。
GPSで誤差が生じる理由は3つある
GPSで誤差が生じるのには大きく3つの理由があります。
GPS誤差の理由1つ目は、衛星配置の問題です。障害物などが原因で受信できる衛星の配置が悪いとGPS位置情報が誤差を生じます。衛星からの電波をさえぎるものはコンクリートや岩だけでなく人や木などもあります。人が四方を囲んだり、込み入った林などに入ったときにもGPS位置情報が誤差を生じることがあります。
GPS誤差の理由2つ目は、地図とGPSの測地系が合っていない場合です。測地系とは、測量、地図作成、大規模土木工事などの基準となる測地体系で、国家測量機関が地球の形と大きさ、経緯度原点、高さの基準などを定義しています。地図の測地系とGPSの測地系が合わないと、450メートルほどの誤差が生じます。測地系はGPS全機種で変更できますので、合わせて使用してください。
GPS誤差の理由3つ目は、衛星が故障した時です。本当にごく稀ですが、故障した衛星から信号を受信して位置が数10キロメートルズレるということがありました。

ポイントGPSで誤差1センチ以下へ無人車も可能に

GPSで誤差1センチ以下へ無人車も可能に
GPSで誤差1センチ以下が日本で可能になるかもしれません。今はアメリカのGPSを利用させてもらっているので、それが原因でGPSに誤差が生じているケースもありました。三菱電機とNEC、宇宙航空研究開発機構(JAXA)らは位置測定技術を共同開発し、測定誤差を1センチメートル以下と、これまでのおよそ1万分の1にまで下げられるといいます。
日本はアメリカ本土に比べ、GPS誤差の障害となっている上空の空気の層である電離層の変動があります。この電離層による誤差を補正する装置を三菱電機が開発したことでGPS誤差を限りなく小さくするメドがつきました。2018年には国内で民間利用が始まる予定です。
GPSの精度がこれほど上がれば、誤差がなくなるのはもちろん、無人車や農業用無人トラクター、信号コントロールによる道路の渋滞解決などに応用することも可能になるため、新しい産業も生まれるに違いありません。

ポイントGPSの誤差を軽減させる受信機もあるのかと悩んでいる方

GPSの誤差を軽減させる受信機もあるのかと悩んでいる方
GPSの誤差を軽減させるためには衛星の向上だけに頼らなければいけないかというとそうではありません。
GPS受信機を2つ使って誤差の比較から正確な位置を割り出したり、カーナビでもFMラジオ局を基地局としてGPSの誤差情報を発信するサービスも開始されていますし、国土地理院では全国に配置されたGPS受信機で得られた誤差情報を電波で発信するという予定もあります。
GPS端末の王道「GARMIN社」では、ハンディ機用にDGPS受信機(誤差情報を船舶用に中長波帯で発信されているものを受信してGPS受信機をコントロールするもの)も発売していますので、一度試してみてはいかがでしょうか。
GPSをレンタルしてみたいと思った方は商品トップページに掲載されていますのでご確認下さい。